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世界のカメラ市場の動向(2004年)

 

世界のデジタルカメラ販売台数、初めて銀塩カメラを上回る

デジタルカメラは7,700万台、銀塩カメラは4,300万台

 

 世界中で銀塩カメラ(フィルムカメラ)からデジタルカメラへのシフトが急速に進んでいる。世界のデジタルカメラの販売台数は2000年に1,100万台だったが、2004年には7,700万台に達し、初めて銀塩カメラの販売台数(4,300万台)を上回った。銀塩カメラはピーク時(2000年)には7,100万台に達していたが近年減少の一途をたどっている(下図参照)。世界中にカメラを供給するカメラ王国日本のカメラメーカーの2004年のデジタルカメラの世界出荷台数は5,977万台(CIPA資料による。OEM供給を含む)で、世界シェアは約78%と圧倒的な強さを誇っている。

 

 

 デジタルカメラの販売台数は日本をはじめ先進主要国で急速に伸びているが、2002年時点でデジタルカメラの販売台数が銀塩カメラ(フィルムカメラ)の販売台数を上回っていた国は、日本やオランダなど一部に過ぎなかった(参考:カメラ情報センターレポート「日米欧のカメラ市場(総括) 」)。しかし、下図に示すように2004年には主要国の殆どでデジタルカメラの販売台数が銀塩カメラの販売台数を大きく上回っている。目覚しい経済成長を続ける中国では、銀塩カメラがデジタルカメラを若干上回っているものの、2005年には逆転する見通しだ。

 

 

 

単位人口あたりの販売台数、デジタルカメラは英国がトップ

 

  各国のカメラの普及状況を把握するためにPMAおよびOECDなどの資料を基に2004年の単位人口(千人)あたりの販売台数を算出すると、デジタルカメラに関しては英国が91台/千人・年でトップとなり、次いでオランダの86台/千人・年、ドイツの85台/千人・年の順となった。日本は67台/千人・年であり、フランス、スペイン、オーストリアなどとほぼ同水準である。また、販売台数トップの米国は62台/千人・年となっている(下図参照)。一方、銀塩カメラに関しては 、米国の23台/千人・年、英国の22台/千人・年などが多い(オーストラリアは30台/千人・年であるが、2003年時点の数値であるので比較する際は注意)。日本は主要先進国中最低の5台/千人・年となるなど、他国に比べて銀塩カメラ離れが進んでいる。

 

 

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