カメラ情報センターレポート

カメラ市場動向分析 −第53回(2005.12.16)−

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中国のカメラ市場の動向(2004年)

 

中国のデジタルカメラ市場が急成長、2004年の販売台数は340万台に

-銀塩カメラを含めたカメラの販売台数で日本を超えるのは時間の問題か?-

 

  中国のデジタルカメラの販売台数が2004年に340万台になったことがPMAの資料で明らかになった。これは、フランスにおける2004年のデジタルカメラの販売台数(400万台)に迫るものである。中国では、経済成長と共にカメラ市場も拡大しているが、2002年までは銀塩カメラが主流で、デジタルカメラの販売台数の伸びは他の先進主要国に比べると小さかった。しかし、2003年以降にデジタルカメラ市場が急成長し、2005年にはデジタルカメラの販売台数が銀塩カメラの販売台数を上回る勢いとなっている(下図)。

 

 

 

  世界で最も早くデジタルカメラが普及した日本では2004年以降、デジタルカメラの販売は一眼レフタイプは好調なものの、コンパクトタイプを中心に伸び悩み、銀塩カメラ(フィルムカメラ)に至っては減少に歯止めがかからないなどカメラ全体の市場規模は頭打ちの状態になっている。一方、中国のカメラ市場は拡大し続けており、銀塩カメラとデジタルカメラを合わせた販売台数は2000年に425万台、2002年に490万台、2004年には710万台と なっている。日本における銀塩カメラとデジタルカメラを合わせたカメラの総販売台数は2004年時点で917万台であり中国を上回っているが、中国が販売台数で日本を上回るのも時間の問題になっている。

 

日中のカメラ市場比較--デジタル一色の日本、銀塩が健闘する中国

 

 下の図は、日本と中国における2004年のカメラの販売台数をデジタルカメラと銀塩カメラに分けて比較したものである。日本では売れるカメラの殆どがデジタルカメラとなっているが、中国ではデジタルカメラと銀塩カメラの販売台数がほぼ同じであることが分かる。しかし、上述のように今後は中国でも銀塩からデジタルへのシフトが進むものと思われる。

 

 

 

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