カメラ情報センターレポート

カメラ市場動向分析 −第22回(2004.6.11)−

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国内のカメラ購入者特性(2003年 )

 

 この数年、銀塩カメラからデジタルカメラへと需要がシフトしているが、国内消費者の銀塩カメラ離れは、中高年層より若年層の方が、男性より女性の方がそれぞれ進んでいることがカメラ映像機器工業会の資料により明らかになった。一方、デジタルカメラの購入者層は近年、中高年層あるいは女性の比率が高まるなど、購入者層が広がる様相を呈してきている。

 

銀塩およびデジタルカメラ購入者の年齢別構成
 

  国内の銀塩カメラ購入者およびデジタルカメラ購入者の年齢別構成は、下図のようになる。銀塩カメラ購入者の半数以上は50才以上であり、その比率は2002年から2003年にかけて高くなっている。一方、デジタルカメラ購入者の半数近くは40才未満であるが、2003年の40才以上の構成比は前年に比べ高くなっており、中高年層にもデジタルカメラが浸透し始めていることが分かる。

 

 

 

銀塩およびデジタルカメラ購入者の男女別構成
 

 国内の銀塩カメラおよびデジタルカメラ購入者の男女比は、いずれも男性の比率が70%前後と高いが、銀塩カメラでは2002〜2003年にかけて女性の比率が32.9%から23.1%へと下がったのに対し、デジタルカメラでは逆に女性の比率が22.5%から28.4%へと上がっている。

 

 

 

銀塩カメラ購入者の機種別・年齢別構成
 

 銀塩カメラのうち、35mm一眼レフと35mmコンパクトカメラ購入者の年齢別構成は下図のようになる。中高年層、特に60才以上の比率が高いことに変わりないが、35mm一眼レフカメラ購入者の年齢層は35mmコンパクトカメラ購入者の年齢層よりも若く、また2003年の若年層の構成比は前年に比べて高くなっている。

 

 

 

銀塩カメラ購入者の機種別・男女別構成
 

 一方、35mm一眼レフと35mmコンパクトカメラ購入者の男女比は下図のようになる。35mm一眼レフ購入者では、男性の比率が圧倒的に高いものの、2002年から2003年にかけて女性の比率が10.0%から15.0%へと高くなっていることが分かる。逆に35mmコンパクトカメラ購入者では、女性の比率が30.4%から25.9%へと下がっている。

 

 

 

 

(注1)カメラ映像機器工業会の統計では「35mmフォーカルプレンシャッターカメラ」とされているが、その殆どは 「35mm一眼レフカメラ」であるので、ここでは「35mm一眼レフカメラ」と表記した。

(注2)カメラ映像機器工業会の統計では「35mmレンズシャッターカメラ」 とされているが、その殆どは「35mmコンパクトカメラ」であるので、ここでは「35mmコンパクトカメラ」と表記した。

【データ出所】 カメラ映像機器工業会

 

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