カメラ情報センター

カメラ市場動向分析

−第6回(2003.9.16)−

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フィルムカメラおよびデジタルカメラの地域別出荷状況

 

フィルムカメラ、国内市場の急激な縮小で輸出依存度が高まる

 
 日本のカメラメーカーによる2003年1〜7月期のフィルムカメラの国内出荷台数は約71.6万台で、輸出は約860万台となった。これにより、総出荷台数の92.3%が輸出(海外向けの出荷)になった。出荷金額では、国内が全体の13.7%と出荷台数に比べれば相対的に国内比率が高いものの、フィルムカメラにおいては国内の市場規模縮小のスピードが海外よりも速いことから輸出依存度が高まっている。また、輸出(出荷台数)の内訳を見ると、欧州向けが最も多く全体の37%、次いで北米向けの同28.7%、アジア向けの同15.5%となっている。しかし、これらの海外諸国でもフィルムカメラの市場は徐々に縮小し、またそのスピードも速まっていることから出荷の地域別構成比は今後大きく変化することもあると考えられる。


デジタルカメラは国内市場の急拡大で総出荷台数の約20%が国内向け
 

 一方、2003年1〜7月期のデジタルカメラの国内出荷台数は約446万台で、輸出は約1,589万台となった。国内出荷は台数および金額のいずれも総出荷の20%強を占めており、フィルムカメラに比べると国内向けの出荷比率が高くなっている。これは日本国内のデジタルカメラの普及スピードが海外よりも速いことも大きな要因になっている。また、輸出(出荷台数)の内訳を見ると、欧州向けが最も多く全体の33.3%、北米向けが同30.5%、アジア向けが同10.9%などの順となっている。最近は、欧米、アジア向けの出荷の増加率が国内の増加率を上回っていることから、輸出の比率は徐々に上昇するものと考えられる。特にアジア向けは対前年比で約2倍の伸びとなっており、アジア向け出荷の比率が相対的に高まりつつある。

 

 

 

〔注〕データはカメラ映像機器工業会

 

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