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露出関連用語

露出

フィルムなどに当てる光の量。天候などの撮影状況やフィルムの感度に応じてこの光の量を調節する必要がある。露出の調整はレンズの絞りとシャッタースピードを調整することによって行う。

 

測光方式

測光方式とは、適正となる露出、すなわち適正な明るさの写真を撮影するためのレンズの絞り(F値)とシャッタースピードの組み合わせを決定するための方式のことを言う。測光方式には、画面を複数に分割しカメラ内部に記録された撮影データなどを基に総合的に露出を決定する「分割測光(マルチパターン測光など言う場合もある)」、画面の中央部に重点を置いて露出を決定する「中央部重点測光(中央部重点平均測光と言う場合もある)」、画面全体を平均的に測光して露出を決定する「平均測光」、画面の一部分(8%程度)を測光する「部分測光」、画面の一点(2%程度)を測光する「スポット測光」などがある。機種によって採用されている測光方式の種類や数が異なっており、表現も微妙に異なることもあるので注意する必要がある。「分割測光」は、露出の決定をカメラに一任する場合に撮影の失敗を最小限に抑える上で有効な測光方式である。一方、「中央部重点測光」や「スポット測光」などは、撮影者が露出の決定をカメラに一任するのではなく自分自身で行う場合に有効な測光方式と言える。分割測光の場合、分割数が多ければ多いほど測光精度が高いと考えがちであるが、必ずしもそうとは限らないので分割数をあまり気にする必要は無い。35mmAF一眼レフでは、分割測光は必ず搭載されているが、それ以外の測光方式(特にスポット測光)は普及クラスの機種では省略されていることも少なくない。

 


測光範囲

カメラは、あらゆる条件下で正確に測光できるわけではなく、測光できる被写体の明るさに上限と下限がある。測光範囲は、EV1〜19というように数値で示される。暗い場所での撮影が多い人は、EV値が−1〜19と言った具合に、下限値がより小さい機種が適している。

 

露出制御方式

露出(=レンズの絞りとシャッタースピード)を制御する方法は大きく、手動で制御するマニュアル方式とカメラが自動的に制御するAE(自動露出)方式に分かれる。AEは更に、絞りとシャッターの両方を自動的に制御するする「プログラムAE」、絞り(F値)を固定してシャッタースピードを自動的に制御する「絞り優先AE」、シャッタースピードを固定して絞りを自動的に制御する「シャッタースピード優先AE」がある。この他、「スポーツモード」や「ポートレートモード」といった各撮影シーンに対応した自動露出を設定できる「イメージセレクトモード」(イメージプログラム、撮影シーンセレクターなどとも呼ばれる)がある。イメージセレクトモードは、プログラムAEの1種と位置づけられ、絞り優先AEやシャッタースピード優先AEを使いこなせない初心者向けの露出制御方式と言える。このため、イメージセレクトモードなどは普及機や中級機には搭載されているが、上級者向けの高級機には搭載されていないことが殆ど。

 

露出補正

自動露出時に、露出をプラス補正(カメラが判断する露出よりも明るめに撮影)したり、マイナス補正(カメラが判断する露出よりも暗めに撮影)したりする場合に用いる機能。通常、補正の範囲や間隔が示されている。 

 

AEロック

自動露出時にあるアングルで測光し、その露出の値を固定する機能。例えば、逆光下で人物を撮影する場合に、適正露出としたい人物の体の一部を部分測光等で測光して露出を固定する場合などに用いる。 

 

オートブラケティング

カメラが適正と判断した露出の値を基にオーバーあるいはアンダーに補正した写真を一度に連続して撮影する機能。適正露出が判別し難い場合に用いる。  

 

多重露出

1コマに複数回露出する機能。撮影時にフィルムを巻き上げずに数回シャッターを切ることで行う。使いこなすにはある一定以上の撮影技術が要求される。  

 

シャッター速度

シャッターの開閉時間、すなわちレンズを通った光をフィルムなどに当てる時間。35mmフィルムカメラの場合は一般に1/(レンズの焦点距離のmm)秒よりも高速のシャッター速度で撮影すると手ぶれし難いと言われている。すなわち焦点距離が100mmのレンズならば1/100より高速のシャッター速度で撮影すると手ぶれしにくくなる。これより低速な場合は三脚などに固定して撮影すると手ぶれし難くなる。   

 

ストロボ同調速度

ストロボ発光が可能なシャッタースピードの最高速度。X=1/125秒といった具合に表示される。ストロボを使用する際は、これよりも低速のシャッタースピードで撮影する必要がある。一般に、上位機種ほどストロボ同調速度は速くなる。  

 


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