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レンズ一体型デジタルカメラ購入ガイド

【カメラの概要】

 レンズ一体型デジタルカメラは、その機能・操作性が一眼レフに匹敵する中・上級者向けの大きなモデル、コンパクトデジタルカメラとして普及している初心者向けの小型軽量モデル、スタイリッシュな薄型モデルなど様々なタイプが存在します。各機種機能や操作性・デザインが多岐にわたっているのが特徴ですが、レンズのズーム比に着目すると大きく、「標準ズーム」モデル、「高倍率ズーム」モデル、「単焦点」モデルに分けられ、それぞれ高機能モデル、スタンダードモデル、スタイリッシュモデルなどに細分化され、まとめると下表のようになります。

レンズ一体型デジタルカメラの区分

分類

機種例

カメラの特徴

標準ズーム

高機能

カメラとしての機能や操作性はデジタル一眼レフの普及クラスに近い。ピントや露出などをマニュアルで制御できる機能が豊富なのが特徴。撮像素子は大型かつ高画素のものが採用される傾向にあり、画像ファイルをJPEG以外にRAWなどの非圧縮ファイルで保存できることが多い。コンバージョンレンズや外部ストロボなどの撮影アクセサリー類も充実している中・上級者向けのモデル。

スタンダード

露出はプログラムオートやシーンモードで制御し、画像ファイルはJPEG方式で保存するなど使いやすいモデル。グリップが持ちやすかったり、乾電池が使えたりするなど使いやすさに主眼をおいたモデル。

スタイリッシュ

露出はプログラムオートやシーンモードで制御し、画像ファイルはJPEG方式で保存するなど使いやすいモデル。小型軽量、薄型でデザインを重視したモデル。

工事現場用

工事現場などでの使用を想定して防水および防塵機能を強化したデジタルカメラ。カメラ自体の機能・性能は中級者クラスのものが主流。サイズはコンパクトデジタルカメラとしては大き目である。

高倍率ズーム

高機能

望遠端の焦点距離が35mm換算で200mm以上のデジタルカメラ。カメラとしての機能や操作性はデジタル一眼レフの普及クラスに近い。ピントや露出などをマニュアルで制御できる機能が豊富なのが特徴。画像ファイルをJPEG以外にRAWなどの非圧縮ファイルで保存できることが多い。コンバージョンレンズや外部ストロボなどの撮影アクセサリー類も充実している中・上級者向けのモデル。

スタンダード

望遠端の焦点距離が35mm換算で200mm以上のデジタルカメラ。露出はオートが基本だがマニュアルで制御できるものも多い。画像ファイルはJPEG方式のみ。グリップが持ちやすかったり、乾電池が使えたりするなど使いやすさに主眼をおいたモデル。

スタイリッシュ

望遠端の焦点距離が35mm換算で200mm以上のデジタルカメラ。ピントや露出は基本的にオートで、画像ファイルはJPEG方式のみである。小型軽量、薄型でデザインを重視したモデル。

単焦点

高機能

露出はオートが基本だがマニュアルでも制御できる。高性能レンズを搭載するなどハイアマチュア層をターゲットにした製品。

スタイリッシュ

ピントや露出は基本的にオートで、画像ファイルはJPEG方式のみである。小型軽量、薄型でデザインを重視したモデル。




【カメラの選び方】
 
 レンズ一体型のデジタルカメラ(コンパクトデジタルカメラ)を選ぶ際の1つ目のポイントは、自分の目的にあったレンズを搭載したものを選ぶということです。レンズ一体型は、レンズが交換できないので自分の目的にあったレンズを搭載したものを選ぶのが重要です。撮影できる範囲(=被写体の大きさ)はレンズの焦点距離で決まりますが、同じ焦点距離でも撮像素子の大きさが異なると画角が異なる、つまり写る範囲・大きさが異なりますので、複数のカメラを比較する場合は35mm換算(35mmフイルムカメラのレンズに換算)で比較しましょう。35mmカメラのレンズの焦点距離は、50mmが標準(=1倍)とされていますが、単焦点モデルのコンパクトカメラのレンズの焦点距離は、やや広角系の35mm程度が普通です。ズームレンズの場合35mm〜100mm位のものが標準的です。より広い範囲を撮影したい人(例えば建築物の撮影など)のであれば焦点距離が24mmあるいは28mmから始まる広角系ズームレンズを搭載したモデルを選ぶと良いでしょう。遠くのものを少しでも大きく写したい人は望遠側が120mm以上のモデルを選ぶと良いでしょう。

 2つ目のポイントは、自分に必要な機能のついたモデルを選ぶということです。海や川で撮影する機会が多い方でしたら生活防水機能のあるモデルが良いでしょうし、室内や暗い場所での撮影が多い方は高感度の設定ができるモデルや手ぶれ補正機能のついたモデルが良いでしょう。デジタルカメラには、これらの他にもフィルムカメラにはなかった様々な機能が付いたモデルが多数存在します。まずどのような場所・状況下で撮影するのかを整理して、どのような機能が必要かあるいは便利かを把握することが大切です。


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